いきいき職場づくり

いきいきワークについて

職場環境改善の計画を話し合うための短時間の職場での検討会を「いきいきワーク」とよびます。

いきいきワークはなるべく職場のメンバーの半数以上が参加できる日時に設定します。
本サイトでは、リモート型でのいきいきワークの進め方について紹介します。

いきいきワークの進め方

15分 <説明>

配布資料(ツール)の確認・ワークの進め方の説明

15分の動画を視聴して、いきいきワークで使用するツールやワークの進め方について確認します。

いきいきワークで使用するツールやワークの進め方動画(15分)

動画を見る際には、下記の参考資料を紙媒体または電子媒体として配布しておきます。

【参考資料】

※参考事例集とは、これから取り組む「職場環境改善」の具体的なイメージ化や取り組みのヒントとして役立つ改善事例を並べたシートです。
職場環境改善をより身近に感じてもらうために、自分たちの職場の写真を入れてもよいですし、同じような職場環境や仕事内容の職場の写真を選ぶとよいでしょう。

10分 <個人ワーク>

アクションチェックリスト記入・個人用ワークシート記入

決められた期日までにご自身のスマートフォンやパソコンから接続して、アクションチェックリストと個人用ワークシートを作成します。
ご自身の都合にあわせて期日までにチェックを終えましょう。

25分 <グループ討議>

10分 発表と総合討議

①職場の良い点、改善点、②改善計画作成

【持参するもの】

  • 作成済の個人ワークシート(必須)
  • 良好事例集
  • アクションチェックリスト
  • グループワークシート(必須)

「グループ討議」と「発表と総合討議」は職場の半数が参加できる日時に設定して実施します。シフト制などで多くの人が一度に集まることが難しい職場の場合は、分散して開催してもよいです。ただし、グループでの意見を提出する期日や計画を提案する期日などはあらかじめ決定し、周知しておきましょう。

「グループ討議」、「発表と総合討議」は、各人の個人ワークシートの結果を持ち寄り、職場の良い点、改善点について話し合います。
対面で集合しても実施できますし、ウェブ会議システム(Zoom、Microsoft Teams、Google Meet等)を使ってオンラインミーティングでも実施することができます。
オンラインミーティングの際は、対面よりも5分程度長めに時間を設定しておくと良いでしょう。オンラインミーティングで行う場合、グループ討議の結果をまとめるためのシート(グループワークまとめシート)を事前にまたは当日に共有するようにしましょう。

グループ討議は、参加型で行ういきいき職場づくりの取り組みに、職場で働く人たちが「参加」する大切な機会です。個人ワークの結果を持ち寄り、グループで職場の「良い点」「改善点」を話し合います。良い点や改善点はたくさん挙げられると思いますが、意見が多いものや優先順位の高いものなどからなど、それぞれ良い点3つ、改善したい点3つをまとめてください。どの意見を選ぶかはグループで決めてください。

討議を始める前に、司会・書記・発表者を決めておきましょう。そして、かならず「良い点」から話し合いましょう。

司会は時間通りに意見交換ができるようにグループでの話し合いの進行を担い、書記はグループワークシートに話し合った結果を記載してください。発表者は、総合討議の時間の中でグループで話し合った結果を発表してください。

担当者(ファシリテータ)はグループでの話し合いをサポートします。意見が出ずに黙ってしまっているグループがあれば、皆が発言できるよう促してください。議論の脱線や発言のルール違反がないか、建設的な意見交換、現実的な議論ができるようサポートする役割も重要です。グループが1つしかない場合は、グループに入って一参加者として意見交換に加わっていただいても大丈夫です。

ヒント1.議論の脱線や発言のルール違反がある場合

個人攻撃やすぐできる改善とは違った方向の議論に進む場合は、ファシリテータは「なるほど」など共感の声かけをしつつ、 「○○さんの意見は一理あるかもしれません。ただ、この時間では今すぐできる簡単な改善に着目しましょう。皆で前向きに対策志向で考えていくことが大切です。その点で何か意見はありませんか?」など伝えてリードしてもよいでしょう。

ヒント2.意見がなかなかでない場合

発言を促すためにはファシリテータは相槌の言葉を声に出す(「そうですね」「えーえー」 「なるほど」「大切な点ですね」「良い意見ですね」など)、意見が活発に出るように現在の話し合いの方向性が適切であることを承認するような発言をしていくことで安心して話し合いに集中することができます。特にリモートで実施している場合、相手に分かりやすいよう大きくうなづくようにすることが重要になります。

本サイトは、令和2-4年度労災疾病臨床研究事業費補助金事業研究「小規模零細事業場の構成員に必要な支援を効率的に提供するツールと仕組みを通してメンタルヘルス対策を浸透させることを目指す実装研究(200401-01)」の助成を受けて作成されました。

本サイトで紹介しているいきいき職場づくりのツールの一部は、平成29年度厚生労働科学研究費補助金(労働安全衛生総合研究事業)「ストレスチェック制度による労働者のメンタルヘルス不調の予防と職場環境改善に関する研究(H27-労働‐一般-004)」の成果を活用しています。これらのツールについては、メンタルヘルスサポートページ(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)から全文ダウンロードできます。