いきいき職場づくり

ファシリテータ向け資料

ここでは職場単位でのいきいき職場づくりを進める推進担当者としてのファシリテータの役割について紹介し、ファシリテータが活用できるツールや資料を掲載します。

いきいき職場づくりを進める上での各担当者の役割

コーディネータ ファシリテータ いきいき職場づくり参加者

事業場の窓口としてその事業場のいきいき職場づくり全体の企画推進する(原則1名)

各職場から選出され(原則1名)、ファシリテータ教育を受けた後に各職場の取り組みを推進する

その職場を構成する構成員(従業員、職員)

手順1

  • 事業場全体での準備(ファシリテータ選出と全体スケジュールの確認と周知)
  • ファシリテータ教育の準備と実施

手順2

  • 事業場全体のいきいき職場づくりの進捗管理とサポート

手順3. 4

  • 改善計画書・報告書のとりまとめ
  • 取り組みの効果評価(実施スケジュールの確認と周知)

手順1

  • 職場での準備(職場の準備状況把握と実施スケジュールの確認・周知)

手順2

  • 職場単位でのいきいきワーク進捗管理
  • いきいきワーク(グループ討議)で出た意見をまとめて改善計画の合意形成を進める

手順3

  • 改善計画の作成と提出
  • 職場環境改善の進捗管理

手順4

  • 改善報告書の作成と提出
  • 取り組みの効果評価

手順1

  • いきいき職場づくりの全体スケジュールの把握

手順2

  • いきいき職場づくりの各段階に参加する
  • いきいきワーク(個人ワークとグループ討議)に参加する

手順3

  • 改善計画について意見を寄せる
  • 改善計画の役割分担に沿って改善を実施する

手順4

  • 行われた改善について評価コメントを寄せる
外部支援者(いきいき職場づくりの実施をサポートする有識者)

※ファシリテータ教育:ファシリテータの役割と機能に関する短時間(半日程度)の研修プログラム

*事業場の規模に応じてコーディネータとファシリテータが兼務の場合もある。
*職場が50人以上の場合、また係や課などさらに小さな単位に分離したほうが取り組みやすい場合は1職場から複数名のファシリテータを選出する場合もある。

いきいき職場づくりの4つの手順

4つの手順の詳しい説明はこちら

手順1では「担当者(ファシリテータ)」を決めてください。
担当者(ファシリテータ)の役割は以下の通りです。

手順1: いきいき職場づくりのスケジュール確認と周知
各個人のいきいきワークのID/PWが付与されるので各個人に個別で通知します。
職場準備状況(BODY)チェックの実施と集計結果の確認
手順2: いきいきワークのグループ討議の開催方法と日時を決めて職場に周知します。
いきいきワーク後のグループワークシートを確認します。
手順3: いきいきワークの結果をまとめて、改善計画(3つまで)を検討し、職場の皆へ提案します。
職場で合意した改善計画を改善計画書として提出します。
手順4: 改善報告シートを完成させ、メールで提出します。

手順1準備・計画

手順2いきいきワーク

  • いきいきワークの進め方、使用するツールについてはこちらもご参照ください。
  • いきいきワークは、2つのパートに分かれています。ファシリテータはグループ討議の実施方法(対面またはウェブ会議システムを使ったオンライン討論)と実施日を決めて職場に周知します。
  • 導入のための動画視聴と資料の送付、個人ワークの実施期間を決めて、全員が実施できているか進捗管理します。
  • グループ討議は複数のグループで話し合った方が、多様な視点の意見が出るためお勧めです。ファシリテータは全体の進行を行います。グループが1つしか作れない場合はファシリテータもそのグループの話し合いに参加してください。
  • グループ討議は対面の場合は25分(オンラインの場合10分追加)必要です。最初の5分で役割決め(司会、書記、発表者)と話し合いの進め方(発言は簡潔に、まずは良い点から話し合う等)の確認、次の10分で良い点について共有とまとめ、残りの10分で改善点について共有とまとめをするという時間配分で進めると良いでしょう。
  • いきいきワークのゴールは、働きやすい職場に役立つ「良い点」と「改善したい点」を小集団で話し合い、全体で共有することです。ここで出た意見やアイデアを職場環境改善の計画につなげていくことが大切です。

手順3改善計画の作成と実施

  • 改善計画の作成と報告の進め方、フォーマットはこちらも参照してください。
  • いきいきワークで各グループの話し合った結果を見ていくと、職場の強みや改善したい点など、働きやすい職場をめざした具体的な改善計画へのヒントが見えてきます。いきいきワーク終了後、なるべく早い時期に(できれば1週間以内)話し合われた結果をまとめて、改善計画(3つまで)を検討し、提案しましょう。
  • ファシリテータは改善計画を職場の皆へ提案し、合意を得ます(合意形成)。
  • 改善計画は管理監督者(所属長)の同意も必要な場合があります。いきいきワークの結果報告や改善計画については、職場への周知と合わせて管理監督者からも合意形成が得られるようにしましょう。
  • 職場環境改善の実地担当者(役割分担)を決めます。誰が、いつまでに、何をするか、改善計画書の書式を参考に決定していきます。
  • 改善計画書に従って、改善に取り組みます。
  • 職場で合意した改善計画を改善計画書として提出します。

手順4成果報告と記録

  • 改善報告書の作成、フォーマットはこちらも参照してください。
  • 評価と表彰の機会設定も重要です。職場の定期ミーティングなどを利用して、職場環境改善の成果発表会を設定し、実際に取り組んだ人に紹介してもらったり、取り組んでみてよかったことなどを振り返ると、自分たちの取り組みが役立つものであったと確認できる機会になります。

いきいき職場づくり成功のための2つのコツ

すでに職場にある良い事例から幅広く学ぶ
  • 職場で実践している幅広い改善に注目する
  • 同じような職場での良好事例から学ぶ
  • 人の集め方、場の持ち方はその職場に合ったやり方でアイデア(発想)をアクション(行動・対策)に結びつける
一段ずつの職場環境改善に取り組む
  • 簡単に、手軽にできるところから始める
  • 対策選択式のツール(アクションチェックリスト、良好事例集)の活用
  • ちいさなことからコツコツと

参加型で楽しみながらやると、アイデアが出やすくなります。
管理職はオブザーバー的存在で、暖かく見守ってもらい、ファシリテータは職場の皆が参加できるような方法を職場に合わせて工夫していきましょう

本サイトは、令和2-4年度労災疾病臨床研究事業費補助金事業研究「小規模零細事業場の構成員に必要な支援を効率的に提供するツールと仕組みを通してメンタルヘルス対策を浸透させることを目指す実装研究(200401-01)」の助成を受けて作成されました。

本サイトで紹介しているいきいき職場づくりのツールの一部は、平成29年度厚生労働科学研究費補助金(労働安全衛生総合研究事業)「ストレスチェック制度による労働者のメンタルヘルス不調の予防と職場環境改善に関する研究(H27-労働‐一般-004)」の成果を活用しています。これらのツールについては、メンタルヘルスサポートページ(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)から全文ダウンロードできます。